先制点を決めた岩崎は、準々決勝で脳震盪により交代した選手に代わって、準決勝で今大会初先発。その試合で先制点を決めた。「CKを弾かれた後で前線に残っていたんですが、相手のマークがなかったので（クロスを）上げて欲しいなと思っていたところへボールをが来た。あわせるだけでした」と得点シーンを振り返った。

　守備でも今大会は4試合を戦って、ここまで無失点。キャプテンとして最終ラインの一角を務める上山は「今年は3バックになってから、守備が守りやすくなりました。いい感触でやれています。インターハイ出場を逃して、夏は遠征などでキツいことも取り組んできたので、体力面や下半身の強さも身に付いてきた」と手応えを口にしている。上山は1年生の頃から先発出場しており「人一倍、悔しい思いをしてきました。今年も新人戦とインターハイで負けている。今回はサンガスタジアムという、そのときと同じ舞台で戦える。この決勝で勝つ、という気持ちは強いです」とリベンジへ闘志を燃やしている。

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