
北照 vs 帯広柏葉
先制点の欲しい北照は早くもハーフタイムにFW田中を木村尚之祐(2年)に交代。後半15分には植松に替えてスピードのある井村優斗(3年)をピッチに送り出し、攻撃の活性化をはかる。木村が中央突破を狙い、井村が左サイドをえぐるも、ゴール前で決めきれず、弾き返される展開が続く。試合終了間際には帯広柏葉のカウンター攻撃で、GK中堀大心が1対1になる場面を作られたが、かろうじて防ぎ、勝負はPK戦に持ち込まれた。
両チームとも4人目まで全員が成功。帯広柏葉の5人目のシュートをGK中堀が横っ飛びでセーブ、北照の5人目で途中出場のMF戸田秀吾(3年)が落ち着いて決め、試合に決着がついた。北照の武藤崇志監督は「全員『ミスができない』という意識が強過ぎて、自分たちの力を出せなかったように感じました」と、試合を振り返った。
▽第104回全国高校サッカー選手権北海道予選
第104回全国高校サッカー選手権北海道予選

