
札幌大谷 vs 札幌創成
拮抗した展開の中、前半終了間際の40分、札幌大谷が追加点を奪う。MF8前田晴陽(3年)のパスを受けたFW11吉田朝陽(3年)がDFをかわし、右足で冷静に流し込んで2-0とリードを広げ、試合を折り返した。
後半に入ると札幌大谷がさらに主導権を握る。47分、中央で前田が右足を振り抜き3点目を奪うと、その1分後には札幌創成のバックパスミスを突いた吉田がこの日2点目となるゴールを決め、試合を完全に決定づけた。以降も札幌大谷は交代選手を投入しながら落ち着いた試合運びを見せ、守備陣も集中を切らさず完封。試合はそのまま4-0で終了した。
敗れた札幌創成は終盤まで果敢に攻撃を試みたが、最後まで決定機を作りきれず、力の差を見せつけられる形で3位で大会を終えた。
勝利した札幌大谷は、大会連覇を懸けて11月9日に行われる決勝戦に臨む。
(文・写真=古部亮)
▽第104回全国高校サッカー選手権北海道予選
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