後半も攻めの姿勢を崩さない西武文理は43分、佐藤が右足で強烈なシュートを放つもGKが好セーブ。49分には先制点を決めた榎本が裏へ抜け出して決定機を迎えるが、ゴールには至らない。攻勢を強める西武文理は前線3枚替えを敢行し、後半だけでシュート13本を放つも、川口青陵の粘り強い守備に阻まれ追加点を奪えない。
川口青陵は奪ったボールからのカウンターでMF7米田恵斗(2年)がクロスに反応し決定機を迎えるが、西武文理DFが体を張ってブロック。さらに試合終了間際のアディショナルタイムには、カウンターから再びゴールを狙ったが、シュートはわずかに枠外へ。
試合はそのまま終了し、西武文理が1-0で逃げ切り勝利。1年生主体の若いチームが粘る川口青陵を振り切り、見事2回戦進出を決めた。勝った西武文理は次戦で浦和北と対戦する。
(文・写真=古部亮)
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

