「ピッチ内の選手全員でしゃべって解決できる。それが自分たちの代の強み」 西武台が3-2で市立浦和に競り勝ち、ベスト4へ
西武台イレブン
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選2次予選3回戦が10月25日、県内各地で行われた。この試合が初戦となるプリンスリーグ関東2部の西武台と2回戦で蕨を2-0で下した市立浦和(県リーグ2部・S2)との対戦となった。気温13℃。小雨が降るなか、試合は前半2得点の西武台が3ー2で競り勝ち、ベスト8進出を決めた。
西武台は前半13分、右サイドのマイナスのクロスをMF8杉山幸一郎が決め、先制した。決めたMF8杉山にとって成長を示す一撃だった。「自分のシュートミスから何度も負けました」とMF8杉山。チームを勝たせたい。市立浦和戦までの2週間、シュートを集中的に練習。その際、いろんな人のアドバイスを受け、修正を続けた。その練習と助言の賜物がゴールを生んだ。続く前半18分、左サイドでパスを受けたMF7栗田駿弥がマイナスのパス。これをフリーで受けたMF28藤崎瑛尚が叩き込んで2点目。試合を優位に進めた。しかし市立浦和は同じく22分、右サイドに進入したMF10嶋田秀太朗からFW9山崎倖汰が決め、2-1とし前半を折り返した。
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▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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