
伊豆総合 vs 静岡北
「うちとしてはサイドが特徴なので、そこをうまく使えたのが大きかった」と静岡北の市川竜也監督。実際、右の深い位置から繰り返し仕掛け、クロスが中央で合わせられるシーンは何度もあった。前半こそ追加点を逃す時間もあったが、ハーフタイムに「中でしっかり合わせる集中を」と指示を出すと、後半は攻撃の形がさらに鮮明になる。
49分、その流れを具現化したのは大高だった。「前半で決めきれなかった悔しさがあった。絶対決めると思って後半に入った」と振り返る大高。大外からタイミングよく飛び込んだヘディングで、点差を3点に広げる。勢いに乗った静岡北は63分、右からのクロスのこぼれ球を土屋が豪快に叩き込み4-0。その後もCKからDF14杉山慶太、さらにDF5小林宝輝と次々にネットを揺らし、スコアは6-0にまで広がった。
▽第104回全国高校サッカー選手権静岡予選
第104回全国高校サッカー選手権静岡予選

