第104回全国高校サッカー選手権奈良予選の準決勝2試合が鞄工房山本アスレチックフィールド橿原にて開催され、5年ぶり2度目の全国切符を狙う山辺が、初の決勝進出を目指した高田商を5-1で破った。

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　近年、選手寮を整備して県外から選手を招き入れ、リゾート施設と提携するなど画期的な試みで県内トップレベルまで上り詰めた山辺。一方の高田商も、昨年度から町クラブの強豪ディアブロッサ高田と提携。同クラブOBでJリーグでも活躍した前田俊介コーチを招き入れるなど強化を図ると、県リーグ2部所属ながら準々決勝では9度の優勝を誇る一条を2-0で下して勝ち上がり、注目の新興勢力対決となった。