U-17新潟選抜は後半からDF竹内彪偉とMF恩田琉生を投入し、右サイドからの攻撃も活性化させる。同4分、いきなりその2人が絡む。竹内がペナルティーエリア手前までドリブルで仕掛け、スイッチでパスを受けた恩田も相手を引きつけて稲場にラストパス。稲場のシュートはわずかにゴール左を通過したが、追加点を予感させる好連係を発揮する。

 同7分、U-17ウェールズ代表にペナルティーエリア内で間接FKを与えるが、GK松浦が体を張ってセーブ。同20分には後半途中出場のMF遠藤龍之介が左からカットインでして右足でフィニッシュ。同37分には相手のロングカウンターをMF田中珀馬がカット。間髪入れずに大きく空いたスペースにロングスルーパスを通してFW田代蓮翔を走らせ、チャンスを作り出す。同41分には右サイドでFKを獲得。ボールをセットした恩田はクロスを警戒する相手GKの意表を突いて低い弾道のシュートを放つが、惜しくもニアサイドのゴールネットを揺らし、勝ち越し点とはならなかった。

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▽第27回国際ユースサッカーin新潟
第27回国際ユースサッカーin新潟