延長戦に入ると三田学園は切り札として温存していたMF8松尾優希(3年)を投入。直後に松尾が中央を仕掛けて、パスから見せ場を作ると延長前半5分に歓喜の瞬間を迎える。GK1源泰晴(2年)のロングキックがDFの裏に落ちると踏んだ松尾がゴール前を抜け出すと、GKとの1対1を冷静に流し込んで勝負あり。2-1で勝利した三田学園が5年ぶりの決勝進出を果たした。

     

(文・写真=森田将義)

▽第104回全国高校サッカー選手権兵庫予選
第104回全国高校サッカー選手権兵庫予選