堅守・早実を4得点で撃破 徳島市立が開幕戦を制し、2回戦へ
徳島市立イレブン
早実自慢の堅守を徳島市立が完全に崩した。
第104回全国高校サッカー選手権のオープニングゲーム、早稲田実業(東京B)と徳島市立(徳島)との一戦は4ー1で徳島市立が圧勝。全国8強入りを果たした第98回全国高校サッカー選手権以来の白星を挙げて2回戦に進んだ。
堅守をベースに勝ち上がった早実。前線のFW10霜田優真、FW15居相虎之介にロングボールを送り、攻撃を展開した。片や徳島市立はサイド、中央とスペースに選手が入り込んでいくなか、15分、MF6東海林蓮の地を這う強烈なシュートを放ち、対抗した。早実は17分、相手がボールの処理にまごつく間、FW10霜田が奪って進入しシュートを放ち、決定機を作った。
双方、持ち味を出すなか、25分過ぎから徐々に徳島市立の時間となる。33分、カウンターからMF6東海林がシュートを放つも早実DFがブロック。これをMF11逢坂翔雅がシュートも枠外。36分、左サイドでMF8牛尾律貴のパスを受けたMF11逢坂がペナルティエリアに進入。ゴール中央、フリーで受けたMF9芳田翠が決め徳島市立が先制に成功した。
第104回全国高校サッカー選手権