早稲田実業 vs 徳島市立

 1点リードされた早実は後半。FW15居相を下げ、切り札FW19篠田一を投入するも、出鼻を挫かれる。

 後半2分、徳島市立はセットプレーのチャンスを得ると、キッカーMF11逢坂のクロスをDF4柏木雄一朗が頭で合わせて、追加点。

 2点差とされた早実は前に圧をかけながら快足のFW19篠田に配球するが、届く回数は少なく、攻撃は先細り。シュートすら打てない苦しい状況に陥る。一方、勢いに乗る徳島市立は15分、MF8牛尾の左クロスはゴール中央・MF6東海林がジャンプ一番。身体に当たったボールは早実GK1山本士文のファンブルを誘い、ゴールに。徳島市立が点差を広げた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権