MF宗像が左足で2発!浜松開誠館が九州文化学園に完封勝利で2回戦進出
浜松開誠館MF宗像が先制ゴールを決める(写真=会田健司)
12月29日、第104回全国高校サッカー選手権の1回戦15試合が首都圏内の各会場で行われた。Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuの第2試合では激戦区の静岡を制した浜松開誠館が九州文化学園を2-0で下し、3回目の選手権出場で悲願の初勝利を手にした。
この試合、最初に決定機を迎えたのは今大会唯一の初出場校の九州文化学園。6分、右サイドのスローインからのクロスを中でMF11谷村哲平(3年)が上手くコントロールしてすぐさまシュート。GKも見送るしかないタイミングでゴール右隅を狙ったが、このシュートは惜しくもポストに弾かれてしまった。
いきなりの大ピンチだったが、なんとか難を逃れた浜松開誠館はここからハイプレスからの連動した守備で主導権を握る。すると14分、右サイドでボールを奪いすぐさま攻めると、MF11間渕壱咲(3年)が中央に持ち運んで相手を引き付けながら左へスルーパス。パスを受けたMF24宗像玲瑠(2年)が左足でゴール右隅に流し込む。浜松開誠館がショートカウンターから貴重な先制点をあげた。
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