
浜松開誠館 vs 九州文化学園
浜松開誠館はハーフタイムに2アシストの間渕を下げMF10川合亜門(3年)を投入しさらに追加点を狙う。前線からのプレスを後半も継続した。76分にはDF14水谷健斗(3年)が川合とのパス交換で抜け出しGKと1対1の決定機を作ると、80分にもスルーパスでFW9田窪悠己(3年)が抜け出す。しかしどちらの好機も九州文化学園GK1山本大誠のセーブに阻まれた。
九州文化学園は守護神の山本を中心とした守備陣が踏ん張り後半は無失点。攻撃陣も相手ゴールに迫ったが、浜松開誠館のシュートブロックを掻い潜ることができず、最後まで1点を奪うことができないまま試合終了。創部7年で初出場を果たし、長崎の勢力図を変える躍進をみせた九州文化学園の選手権は悔しい初戦敗退となった。
一方の浜松開誠館は危ないシーンも作られはしたが、リスクを冒したハイプレスが攻守に好影響を与え見事に勝ち切った。そして次戦の相手は興國(大阪)、選手権初勝利を飾った同士の対戦が決まった。
(文・写真=会田健司)
第104回全国高校サッカー選手権



















