日大藤沢のエースFW有川啓介が後半に2ゴール

 後半も流れは大きく変わらない。後半2、3分と平島がゴール正面からシュートを放ち、8分には岡山学芸館のMF15栢森太希のペナルティエリア左からのFKを日大藤沢GK1橋本友翔が右手1本で弾き出す。15分、MF8山岡稜のスルーパスを起点に有川がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。有川自らが右足でゴール右隅に蹴り込み先制すると、34分にはMF7野口慶人の左CKを有川が頭で合わせて追加点を奪った。岡山学芸館もアディショナルタイムにDF23髙橋陽斗の右サイドからのロングスローをFW20太田玲央がヘディングで狙うなど最後までゴールを目指したが、反撃は実らなかった。

 試合後、日大藤沢の佐藤輝勝監督は「前半はもう少し落ち着いて、最後のところで目線を合わせて崩したかった」と率直に振り返った。緊張からくる焦りもあったという。それでも「県予選でもこの等々力で我慢してきた」と語り、得点が奪えなくても慌てない姿勢をハーフタイムに再確認したことが、後半の修正につながった。その後半については「相手をよく見ながら変えてきたところを、選手たちがしっかり理解して、空いているスペースから崩していけた」と評価した。中を閉められれば外、捕まえに来れば別の選択肢が生まれる。その結果が後半の2得点につながった。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
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