山城朋大監督は「相手の攻撃と守備を分散させたい狙いがありました。MF10福島(京次)とMF17山本(翼)を中心に崩すことができました。FW9山下が身体の大きい相手に奮闘してくれました。孤立する時間がありましたが、それでもひとりでおさめてくれたので力を発揮してくれ、中盤で数的優位を作りボールを回収できました」と話せば、MF10福島は「(青森山田は)ボールを奪ってからの切り替えが早いので背後にFW9山下を走らせて、相手のラインを下げさせました。またカウンターを受けないためにもシュートで終わろうと話しました」と攻めながらも守りを考えながら、ゲームを進めた。
失点ゼロで抑えられたのは、大津CB、DF3今井獅温、DF4松野秀亮、このふたりの活躍にある。常に背後を突く青森山田に対し、ほぼ何もやらせなかった。この点が大きい。
意識したのはラインコントロール。
DF4松野は「相手がキックモーションに入ったとき、ラインを下げたりなど、最終ライン4人でしっかり合わせました」と明かせば、DF3今井は「(相手FWに対して)フィジカル勝負ではなく駆け引きしながら対応しました。FWが勢いよく走らないように(ラインを)あげるなどラインコントロールを意識しました」と一朝一夕ではできない、なかなか芸が細かい。
第104回全国高校サッカー選手権

