聖和学園FW10布施唯斗が勝ち越しゴール

 後半14分、聖和学園はセンターサークル付近からMF8野々宮蒼が送ったロングフィードに布施が頭で合わせ、勝ち越しに成功する。その後も小杉を起点にサイドから仕掛け、徳島市立陣内での時間を増やしていく。後半33分、右サイドの混戦から小杉が持ち出し、ゴール前へスルーパス。走り込んだ塩田がGKの上を狙って浮かせ、3点目を奪った。徳島市立も終盤に途中出場のFW16藤村優太がミドルシュートを放つなど反撃を試みたが、聖和学園がリードを守り切った。

 試合後、聖和学園の加見成司監督は「技術も高くて足も上手な選手がいたので、そこでリズムをうまく作られたら嫌だなと思っていた。前半の失点もボールキープしてから失ってカウンターをくらった感じだったので、ハーフタイムで少し修正した」と振り返り、後半の切り替えを評価した。また「いろんな形で点が取れるのが理想」と語り、セットプレーや流れの中から得点できた点に手応えを示した。勝ち越しゴールを決めた布施は「インターハイに出られなかった悔しさがあった。ゴールを意識してプレーできた」と話し、結果に安堵と喜びをにじませた。前半に2度の決定機を防いだGKの髙橋は「我慢することを練習してきた」と冷静に語った。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
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