一方の山梨学院は56分、ゴール前のクリアボールをCB中村嘉希が胸トラップからシュートを放つが、クロスバーの上へ。62分には相手GKへのバックパスに、後半開始から投入されたFW杉山琉碧がプレッシャーをかけ、GKのトラップが大きくなったところに詰めて倒れ込みながらシュートを放つが威力が弱く、相手DFにクリアされた。前半はシュート2本に終わったが、後半は選手交代も活用してゴールを狙う。

 そして75分、山梨学院が1点を返す。左サイドから武田大志がゴール前へライナー性のボールを送り込むと、コース上で相手選手に当たってコースが変わったボールはFW疋田将の下へ飛んでいく。「シュート練習は何度も何度もしてきた」という疋田はダイレクトの左足シュートでゴールネットを射抜いた。

 試合終盤で1点差となり、スタジアムの雰囲気もにわかに変わり始めたが、尚志は守備で耐えるだけでなく、そこから攻撃に出てセットプレーを獲得するなど、流れを相手に渡さなかった。試合は2-1で尚志が勝利し、3回戦進出を果たした。

【次のページ】 2回戦 尚志 vs 山梨学院高等学校(5)

▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権