67分には準決勝で決勝ゴールを決めたFW14ワーズィージェイヴェン勝(2年)を投入するが、神村学園の主将でいわきFC内定のDF5中野陽斗(3年)が冷静に対応し、決定機を許さない。鹿島学園は終盤、セットプレーから立て続けにチャンスを作るも、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

 すると後半アディショナルタイム、神村学園が試合を決定づける。MF8荒木仁翔(3年)が力強く持ち運ぶと、徳村、日髙とつなぎ、最後はMF10佐々木悠太(3年)が左足で流し込み3-0。試合はそのまま終了した。

 神村学園は夏冬連覇を達成し、悲願の選手権初優勝。一方の鹿島学園は快進撃を見せるも、初優勝まであと一歩届かなかった。試合後、6万142人の大観衆から、両校の健闘を称える大きな拍手が送られた。

 (文=古部亮 写真=矢島公彦)

▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権