2つの得点シーン以外にも決定機を演出。前半33分、MF11山中のシュートは保谷GK1関田颯のナイスセーブに阻まれた。後半34分にはセットプレーからMF6辻村徳之介のヘッドがバー直撃とチャンスの数は多くなかったが、質の高いシュートシーンを見せた。

 一方、守備面。空中戦、地上戦に強い3バックを中心に安定した守りを見せた。堅守が際立ったのは2-0でリードした後半20分過ぎ。保谷のGKとDFラインのあいだにめがけた更に執拗なロングボール攻勢にあった。

 しかし早大学院イレブンは冷静だった。DF5伊藤渉は「(試合を通じて)バックライン3人で、タイミングをそろえて、しっかり前に跳ね返せました。チャレンジ&カバーをし続けました」とやるべきプレーを継続した。その甲斐あって、技ありゴールで失点したものの、枠内シュートはほぼ与えなかった。「守備陣には感謝したいです」とGK1下館はDFラインの奮闘を称えた。

 準決勝に勝ち進んだ早大学院は2月15日、PK戦を制した明大中野と対戦する。

(文・写真=佐藤亮太)

▽令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)