名古屋グランパスU-15FW32福田隼太

 これ以上の失点が許されない横浜FMJrユース。交代カードを切り、カウンターを軸に反転攻勢に出た。23分、FW18山田のパスを受けたFW19鈴木が決め、1点差とした。

 次の1点が試合を決める大事な局面。互いの陣地を行きかう走力戦のなか、後半29分、名古屋U-15はMF6中嶋晃誠の右クロスをFW30戸田湊愛のヘッドはバー直撃。この跳ね返りをFW32福田隼太が頭で押し込んで3点目を挙げ、突き放した。

 決めたFW32福田、FW30戸田ともに投入わずか2分で仕事をやり遂げた。一矢報いたい横浜Jrユースは後半40分、途中出場のMF11田中大雅がペナルティエリア内で倒されたが、その前にオフサイドの判定でPKとならず、終了のホイッスルが鳴った。

【次のページ】 決勝 横浜F・マリノスジュニアユース vs 名古屋グランパスU-15(4)

▽第37回全日本U-15 サッカー選手権大会
第37回全日本U-15 サッカー選手権大会