PK戦は互いに2人目で東北学院GK髙橋慶存(3年)、山形中央GK鈴木達哉(2年)がPKストップを見せた。山形中央3人目、この日体を張ったディフェンスを見せてきたDF武田峰碧(3年)のPKがポストを叩いてしまう。その後は全員が決めて東北学院5人目阿部が決めて4-2でPK戦を制した東北学院が22日11時から松島フットボールセンターで行われる参入決定戦の盛岡商に駒を進めた。

 東北学院は1回戦の秋田商戦に続いての2試合連続PK勝ち。橋本俊一監督は「ゲームプランの中にはPK勝ちもありということで、点数を取りに行ってバランスを崩すというよりかは、バランスを取りながらPK勝ちもOKという形で戦いました」とリスクを最小限にして戦いPK勝ちに持ち込むことができた。同点ゴールの森は「とにかく来年の学院のためにプリンスに上げないといけないと思っているので、とにかくどんな形であれ勝つことは意識していました」と勝利にこだわる姿勢で戦えたと振り返る。「最後はもうみんなで戦うしかないので、全員で走り切って勝ち切りたいと思います」と森は3年ぶりのプリンスリーグ東北参入に意欲を見せた。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)