同点ゴールを喜ぶ盛岡商の選手たち

　後半も互いになかなか決定機を決め切れなかったが、61分東北学院はコーナーキックのチャンスを得る。ゴール前で混戦となる状況が続き、左サイドにボールがこぼれたところを押し込んだのはMF森央隼(3年)。森は2試合連続でセットプレーのこぼれ球を拾ってゴールを決め、先制に成功した。

　しかし、直後の63分に盛岡商も反撃を見せる。DF岩舘良英(3年)のクロスに打点の高いヘディングで合わせたのは多田。多田のヘディングシュートが決まって盛岡商がすぐさま同点に追いついた。その後も互いに決定機をつくったが、あと一歩で決め切れず、1-1のまま後半が終了。試合はPK戦に突入した。

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