U-18日本代表 vs U-18オーストラリア代表(写真=松尾祐希)

 今季は今年4月のU-17アジアカップを経て、同年11月のU-17ワールドカップ出場は現実的な目標として視野に入れていた。しかし、アジアカップ後に調子を落とし、所属する市立船橋でポジションを喪失。186cmの大型SBとして期待されていたものの、状態が上がらずに世界大会で戦う権利を失った。「状態は戻ってきている」と明かしたように、調子は上向き。試合を経験する中で本来の感覚を取り戻すだけではなく、フィジカル面やメンタル面もより強化できたことが復調につながった。

 来季は高校ラストイヤー。プレミアリーグEASTで最下位に終わったため、来季はプリンスリーグ関東1部を戦うが、経験を蓄積しながらさらなる成長を目論む。届きそうで届かなかった世界大会を目指すべく、U-20ワールドカップ出場のためにより高みを目指す。   

(文・写真=松尾祐希)

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