U-17W杯出場を逃した悔しさを経てトレーニングパートナーからの追加招集最終日にSBS杯へ再合流した注目DF篠崎健人が誓う高校ラストイヤーでの飛躍

U-18日本代表イレブン(写真=松尾祐希)
夏の風物詩でもある“SBS国際ユースサッカー”が今大会から冬に移行され、12月18日から静岡県内で熱戦が繰り広げられた。
【フォトギャラリー】U-18日本代表 vs U-18オーストラリア代表
SBSカップ国際ユースサッカー2025最終日となった21日、U-18日本代表はU-18オーストラリア代表と対戦。フィジカル能力に長け、大柄な選手が揃う強敵に対し、序盤からテンポの良いボール回しで相手に付け入る隙を与えない。3-5-2の布陣で主導権を握り、サイドアタックを何度も仕掛けてチャンスを生み出した。29分には左ウイングバックの佐藤海宏(鹿島)が深い位置から中に折り返すと、MF福島和毅(神村学園)が左足を思い切り振ってネットを揺らした。先制点を奪った後も規律の取れた守備は崩れず、攻撃陣も思い切った仕掛けでチャンスを演出。FW徳田誉(鹿島)、FW新川志音(鳥栖)が投入された後半はさらに攻撃のギアが上がり、後半9分にはMF中積爲(G大阪ユース)の浮き玉パスに徳田が反応する。上手く抜け出してGKと1対1になると、横に走り込んできたフリーの新川にラストパス。無人のゴールに蹴り込み、リードを広げた。以降は選手交代も上手く使いながら時計の針を進め、最後まで攻守で圧倒して大会最終戦を勝利で飾った。
▽SBSカップ国際ユースサッカー2025
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