静岡ユースがPK戦の末、U-18スペイン代表に敗れる
静岡ユースイレブン(写真=松尾祐希)
“SBSカップ国際ユースサッカー(前後半40分ハーフ)”が静岡県内で行なわれ、12月18日から21日まで熱戦が繰り広げられた。
酷暑やゲリラ豪雨を避けるべく、冬開催となった同大会。18歳以下の静岡県選抜にあたる“静岡ユース”、2年後のU-20ワールドカップを目指すU-18日本代表に加え、U-18スペイン代表とU-18オーストラリア代表が参加した。
SBSカップ国際ユースサッカー2025最終日となった21日、静岡ユースはU-18スペイン代表と対戦。バルセロナやレアル・マドリーのBチームに所属する選手がおり、すでにトップチームデビューを飾っている者も少なくない。そうした今大会最強のチームに対し、静岡ユースは序盤から粘り強い守備で相手に得点を許さない。「クオリティが高い選手がいるのはわかっていた」と大塚智紀家督が振り返ったように個々のレベルが圧倒的だったが、キャプテンのDF甲斐佑蒼(磐田U-18)を軸にタフに戦う。組織的な守備も効果的で、前線と中盤が連動するプレッシングも見事にハマった。
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