
守護神の後藤悠貴(写真=松尾祐希)
80分を通じてシュートは僅かに1本。それでも相手に得点を許さなかったチームはPK戦に勝負を持ち込む。しかし、1本目を甲斐、2本目をMF石塚蓮歩(磐田U-18)が失敗。スペインが4本目を外したものの、取り返すことはできず、最後は悔しいPK戦での敗退となった。
試合後、大塚監督は悔しさを滲ませながら、こう話した。
「選手は体を張ってくれて、よく0で帰ってきてくれた。ひとつ言うのであれば、ゴール前のクオリティを上げること。それが飛躍の鍵になる」
スペイン代表と戦う機会など、なかなか訪れない。そうした状況下で世界基準を知れたことは財産になる。この経験を彼らがどのように生かしていくのか。選手たちのさらなる飛躍に期待したい。
(文・写真=松尾祐希)
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