手島監督は「後ろはリスクを考えてやってくれました。全体としてもボールを取られたあとの切り替えを頑張ってやってくれました」と明かせば、MF30若月は「日頃からベースとなる走りの部分で相手を上回ろうとミーティングでも強調されてきました。その部分が出ました」と走力で上回れた点を挙げると主将MF6下吉洸平は「全員同じくゴールに向かっていました」と意思統一ができた結果と説明した。

 2点目が決まらない課題は出たものの、新チーム、新しい監督のもと、ダービーマッチが絡んだ決勝できわどい内容ながらうまさと強さでタイトルを手にした。その意味はチームに大きな自信を与えるはずだ。

 最後に触れたいのは東京Vユースのゴール裏の存在。ハーフタイムの際、メインあるいはバックスタンドのサポーターに向け「一緒に応援しましょう」と声をかけ、さらに人数を増やし、絶え間ないチャントで後押し。ダービーマッチなだけに余計、熱を帯びた。

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▽第27回東京都クラブユースサッカーU-17選手権
第27回東京都クラブユースサッカーU-17選手権