
静岡学園 vs 帝京大可児
この試合のポイントのひとつは、リーグ戦では初めて採用した3-5-2のシステムだった。「怪我人が1人戻ってきたのでスリーバックでやってみたが、うまく機能した」と川口修監督は手応えを語った。坂本も「フォーメーションが変わった中で、よりボールに関われるシーンが増えた。自分の中でも楽しめた」と新システムの効果を実感した様子だった。松永は「ツートップの沢井と健悟の良さがめちゃくちゃ出るフォーメーション」と評し、中盤での守備についても「(足立)羽琉と(半田)怜也が結構今日は回収してくれて、ゲームの流れがずっと自分たちにあった」と連動性の高さを強調した。
「内容も、この4試合の中で一番良かった。守備の強度がすごく良かった。前の3人が1点ずつ取ったのも価値があった」と川口監督は試合を総括した。さらに「ピッチに立っていてぬるい選手がいない。プレミア基準で今日はやれていた」と高く評価しながらも「個の力はまだまだ物足りない。継続しないと強いチームにはならない」と気を引き締めることも忘れなかった。
開幕から4連勝で首位をひた走る静岡学園。5月からはインターハイ静岡県予選も始まる。「五冠の中の一つ。このプリンスでしっかり成長して、全国の舞台に立てるように」と坂本は力強く語った。
(文・写真=西山和広)
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