
北海vs北照
終盤の波状攻撃を含めて後半に7本のシュートを追加した北海だが、得意のロングスローやFKはゴールに結び付かなかった。「卒業した先輩たちに手伝ってもらって、セットプレー対策をしてきた」(品野)という堅い北照ディフェンスと、GK中堀大心(3年)の俊敏なセーブに阻まれ、ゴールマウスをこじあけられずに試合が終わった。
北海のお家芸を奪うようなセットプレーからの2点を含め、シュート5本中3本を決めた北照が勝ち点を13まで伸ばし、この日札幌U-18に0-5で敗れた北海道大谷室蘭に替わって5位に浮上。対する北照はプリンスリーグ残留圏から6差の7位と、残り4試合で苦しい立場に追い込まれた。北海のDF葛西遼真主将(3年)は「自分たちのいい流れや、攻めることのできた時間帯もありましたが、要所要所でミスが出てしまいました」と唇を噛んだ。北海は9月12日の次節で、現在8位の帯広北とアウェーの帯広北高グラウンドで対戦する。
一方の北照は次節、ホームの小樽・望洋サッカー・ラグビー場で、今夏のインターハイ全国8強の旭川実を迎え撃つ。この日、ゲームキャプテンを務めたボランチのMF佐々木璃准(りじゅん、3年)は「次もしっかり1週間かけて準備して、自分たちのプレーで(旭川)実業に勝ちたいと思います」と引き締まった表情を崩さずに言った。武藤崇志監督は「1-1で後半を迎えましたが、前半からうち(北照)らしくボールを動かし続けたことで、相手に少し疲労感が生まれて、徐々にうちのペースに引き込めたのかなと思います。こうした大事な勝負どころの試合で、セットプレーから得点が取れたことも良かったと思いますし、北海さんのセットプレーからも勉強ができましたので、もう少し(セットプレーの練習を)やり込んでいきたい」と、旭川実戦、そして全国高校サッカー選手権北海道大会(10月17日から、旭川・札幌ほか)に向けての成果と課題を口にした。
(文・写真=編集部)
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