北照は2季前に初めてプリンスリーグで戦い、1分け13敗の勝ち点1でシーズンを終えた。1勝もできず、1年で下部のFAリーグに降格した。1年生の時にプリンスリーグ出場経験のある北照のDF遠藤は「自分としてもチームとしても今季は残留を目指してやってきたので、この結果はうれしい。来年もしっかりやるべきことをやれば、いい試合ができるはず」と、後輩に〝プリンスリーグの北照〟を引き継ぎ、表情を緩ませた。この日、左サイドバックの遠藤と同様、再三にわたって右サイドを駆け上がって好機を演出したDF中川心虎(2年)は「今日は『対人では絶対に負けない』という気持ちで戦いました。逆サイドの遠藤さんのように自分もチャレンジしてみようと思い、攻撃参加もしました。来年は自分たちが守備の指示を出す立場。今年もレギュラーで出場していた(大川)武蔵(2年)や(坂口)今(同)と力を合わせて戦って、また(残留の)結果を残します」と力を込めた。

 J2岡山のトップチームでアシスタントコーチを務めた武藤崇志監督、北星学園大附高の時にU−18JFA(日本サッカー協会)選抜でプレー実績のある埜瀬巧巳コーチが、二人三脚でチームを作り上げてきた。今季は、冬場に出場したU−18北海道フットサル選手権で優勝。夏のU−18全日本フットサル選手権に出場したメンバーから、DF遠藤がU−18日本代表候補に上り詰めた。そして北海道内最高峰のプリンスリーグ残留。この日、ピッチ横で90分間選手たちを鼓舞し続けた埜瀬コーチは、就任10年目。「今の3年生が入学した時から『このチームで全国大会に行こう』と思って、チーム作りをしてきました。あとは選手権(全国高校サッカー選手権北海道大会、10月17日から、札幌・旭川ほか)です」と、現チームの最終目標を見据えた。

(文・写真=編集部)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2026 北海道
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