鹿児島ユナイテッドFC U-18イレブン

 前半終了間際の35分、鹿児島ユナイテッドU-18がセットプレーのチャンス。キッカーFW9外山のクロスをDF5川上篤人が頭で押し込んで先制。DF5川上は「来るのはわかっていました。あとは合わせるだけでした。いいボールが来ました」と息がピタリとあったゴールシーンとなった。追いつきたい神戸弘陵は後半、ロングボールを多用しながら進入したものの、相手守備陣の高さと速いプレスに手を焼き、ゴール前に近づくことができなかった。

 1点優位の鹿児島ユナイテッドU-18。追加点はなかったものの前半同様、FW9外山を軸に攻勢を強め、ゲームの主導権を渡さずに試合終了。1-0で鹿児島ユナイテッドU18が前回準優勝の神戸弘陵に競り勝ち、決勝進出を決めた。

 勝った並松亨樹監督にとって、セットプレーでの決勝点はチームの成長を示すものだった。昨年12月に開催された2026年度のプリンスリーグ九州2部参戦を懸けた高円宮杯U-18サッカーリーグ2025 プリンスリーグ九州参入戦。鹿児島ユナイテッドU-18は初戦で日章学園高等学校2ndと対戦。2-2のまま、決着つかず、PK戦へ。惜しくも6-5で敗れた苦い体験がある。そのときに味わったのがセットプレーの大切さ。

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▽第35回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第35回イギョラ杯国際親善ユースサッカー