そのなか関東一、唯一の決定機は後半10分。右クロスにゴール中央FW9大溝瑛斗が体勢を崩しながら低空のダイビングヘッドを打ったシーン。それ以外は大成のリスク管理は齟齬なくできていた。
とにかく攻めに攻めた大成が得点できたのは豊島監督の指示を実行したことにある。ハーフタイムの最後に「このままで行こう」と選手を送りだした。前半の戦い方を迷わず自信をもって続けようという何よりのメッセージ。さらにMF10生駒によれば豊島監督からは点が決まらなくても絶対に焦れないようにと常に伝えられており、それらの指示をイレブンが共有、実践できた。加えて最後まで攻め疲れることなく攻め続けられたことも大きい。その要因をMF6矢野は「公式戦がないあいだ、大学生との練習試合を監督が組んでくれました。ひとつ高いレベルの強度を体感したことで攻め疲れはなかったです」と説明している。
▽令和8年度関東記念大会東京予選<
令和8年度関東記念大会東京予選

