一進一退の攻防が続いていた21分にようやく均衡が破れた。

 専大北上は菅谷が厳しいプレスで相手ボールを奪って爲我井にパス。ここから左に展開し、ボールを預かった坂井が上げたクロスがゴールインして決勝点となった。25分には爲我井のスピード豊かな突破からPKを獲得。爲我井が自ら狙ったが、いったんはGK布川大河(新2年)に止められた。しかし爲我井がこぼれ球を素早く拾って押し込み、決定的な2点目を奪った。

 専大北上は岐阜県で開催された大垣フェスティバルに参加してから、2度目の出場となる浦和カップに臨んだ。2000年4月に小原昭弘監督が就任してから、全国高校選手権に4度、全国高校総体には2度出場。23年からプリンスリーグ東北に参戦し、昨季は7位だった。指揮官は新チームの横顔を「去年は前線に個人で打開できる選手もいましたが、現時点ではそういう存在がいなくて苦しんでいます」と苦笑いしながら説明。それでも全国高校選手権を経験した両ボランチの話題になると、「あの2人を中心にしたチームづくりになると思います。ボールを握れるようになればいいのですが、昨年よりも厳しい1年を予想しています」と謙虚な言葉を並べた。

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▽第45回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第45回浦和カップ高校サッカーフェスティバル