そして試合が動いたのは62分。右サイドから森田のロングスローが放り込まれると、ペナルティエリア内で旭DFにハンドの反則。獲得したPKをキャプテンのMF7高橋大地が迷いなく左へ蹴り込み、待望の先制点を奪った。雨脚が強まる中、69分には旭がMF9和田恵のカウンターから左足で狙うがGK正面。71分には厚木北の大沼が強烈なミドルを放つが、旭GK18木田優眞が横っ飛びでセーブするなど、最後まで緊張感のある攻防が続いたが、厚木北が1点を守り切って試合終了の笛を迎えた。

 試合後、厚木北・渡邊浄仁監督は「もうひやひやでした」と苦笑しつつも、前半を0で耐えた守備を高く評価した。「立ち上がりが悪いのはいつも通り。ただセンターバック2人がヘディングに強く、ラインが下がりすぎるところも修正しながら戦えていた」と語り、ハーフタイムでは「よく0で戻ってきた」と選手を称えたことが後半の落ち着きにつながったと振り返る。

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▽令和8年度関東記念大会神奈川予選
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