旭川実 vs 静岡学園

 後半に入り次にスコアを動かしたのも旭川実。38分、旭川実からみて右サイドでの攻防で副審のフラッグが上がったことでプレーを止めた静岡学園に対し、プレーを続けた旭川実は川口がインターセプトした形になり、そのまま持ち込み左足でネットを揺らす。静岡学園イレブンはこのプレーに猛抗議を行ったが、主審はゴールの判定を下し、旭川実に2点目が記録された。

 不運な形とも言える失点で2点のビハインドを負った静岡学園。しかし、ここから静岡学園の反撃が始まる。まずは47分、高丘が右サイドを縦に突破しクロスを送ると、FW9坂本健悟(3年)がゴール前で頭で合わせゴール。1点差に詰め寄った静岡学園は62分、右からMF14長坂健太(3年)がチャンスを作ると、中央でパスを受けたFW15沢井翼(3年)がDFをかわして左足で同点ゴールを叩きこんだ。

 終盤に追いついた静岡学園の勢いは止まらない。その後も猛攻を仕掛けると、迎えた70+2分、坂本からのボールを途中出場のDF18佐野泰聖(3年)が右足で押し込み、ついに逆転。この佐野のゴールが決勝点となり、静岡学園が劇的な勝利で準決勝進出を決めた。

 勝利した静岡学園は31日にJヴィレッジスタジアムで行われる準決勝で大津(熊本)と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)