鹿児島「トルメンタ」

 追加点が欲しい神村学園は45分、伏原のスルーパスに抜け出した岡野が冷静に流し込み、2-0とし鹿児島を突き放す。

 追い込まれた鹿児島だったが、最後まで粘りを見せる。試合終了間際にこの試合初のCKを獲得すると、ゴール付近で選手たち輪になって手を繋いで回転する「トルメンタ」からチャンスを作り、神村学園DFのハンドを誘ってPKを獲得。MF10川口大和(3年)のキックは一度GKに止められたものの、自らこぼれ球を押し込み1点差に迫った。しかし反撃もここまで。神村学園が2-1で勝利し9大会連続の決勝進出を果たした。

 試合後、神村学園の有村圭一郎監督は「勝ちはしましたが、自分たちのリズムでできない時間も多かった。中と外を使い分けるのが自分たちのサッカー。周りのポジション取りや関わり方を、もっと高めないといけない。」と内容面の課題を口にした。

 敗れた鹿児島の小久保悟監督は「立ち上がりは相手をリスペクトしすぎてしまった。もっと普通に入れれば良かった。神村は横綱のような存在ですが、鹿児島県の地図を変えられるように、これからも挑戦していきたい」と前を向いた。

(文・写真=古部亮)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)鹿児島予選
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