定方監督が語ったとおり、昨年の悔しさを繰り返す可能性もあった試合だったが、最後は長崎総科大附が粘りで押し切った。「不甲斐ない」「勘違いしている」と内容と意識の面で監督が苦言を呈することもあったが、今大会の海星は2回戦の佐世保実業戦でも0-1のビハインドから終了間際に追いつき、延長後半に決勝点を奪って勝ち上がるなど、粘りが特徴のチーム。そこに競り勝ったのは大きな自信となるだろう。

 「技術的には国見が全然上ですから。われわれはやれることをやって挑むだけですよ」

 炎天下で延長まで戦い、疲労が懸念される長崎総科大附だが連覇達成まであと1勝。12日の国見との決勝戦へ向けて定方監督は静かに闘志を燃やしていた。

(文・写真=藤原裕久)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選