
藤枝東FW9増田瑛斗
試合が動いたのは終了間際だった。79分、清水東GKが退場となり数的不利に。すると80分、左サイド川口からの折り返しにニアに詰めたFW16森田一颯がGKとともに潰れ、背後へボールがこぼれると、増田が反応して押し込み先制点を奪った。さらに80+7分にはペナルティエリア内のハンドリングで得たPKを望月が右隅へ決めて勝負あり。最後まで耐え続けた清水東を、藤枝東が終盤の決定力で振り切った。
藤枝東の増田は、この日も勝負強さを見せた。リーグ戦から続く得点の勢いそのままに、土壇場でネットを揺らした。「前半のチャンスを決め切れなくて焦りもあった。でも次に来たら絶対決める気持ちだった」と振り返る。こぼれ球への反応についても「ゴール前の感覚が少しずつ研ぎ澄まされてきている」と話した。昨年まで得点数に苦しんだストライカーは、「相手のいない場所を見ながら、自分がいい体勢で受けられるよう意識している」と成長の理由を語る。参考にしているのは2年先輩の湯山大輔(現・京都産業大)の動きだという。ゴール前での立ち位置やワンタッチの感覚を吸収しながら、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2026東海第3節から7戦連発と好調を維持している。
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選

