横浜商大高イレブン

 後半も流れは簡単には動かない。49分には山北のMF10奥津慶翔がミドルシュートを放つなど、積極的にゴールを狙う。横浜商大高も72分、FP8川之上豪からの浮き球パスに抜け出したFP16霞斗真(かすみとうま)がGKと1対1を迎えるが、ここは山北GK1角田奨利が体を張って阻止する。それでも70分、横浜商大高は左サイドの霞がクロスを狙って蹴ったボールがそのままゴールに吸い込まれ逆転に成功した。「狙いはクロスだったが、いい形で入ってくれた」と振り返る一撃だった。しかし終了間際の70+2分、山北は右サイドのFKをMF7松下彌雲が直接ゴールに沈め、土壇場で同点。試合は延長戦へと持ち込まれた。

 延長に入ると、横浜商大高が落ち着きを取り戻す。74分、左サイドからの折り返しがゴール前で混戦となり、最後はFP10鈴木智喜が浮かせるように流し込み勝ち越し。「FWとして点を取ることだけを考えていた」と語る鈴木が結果で応えた。さらに88分、カウンターから左サイドを崩すと、鈴木のクロスに千葉がゴール前で合わせて4点目。「後ろが頑張ってくれている分、決め切るのが役目」と語ったエースが試合を決定づけた。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選