これはイレブンたちも同じ心境。

 「(勝っても)素直に喜べないです」と先制点のFW11工藤。

 「ボールを持つ時間は多くありましたが、どう得点につなげるか。そこが実力不足。自分たちがボールを持たされている感覚があり、ペナルティエリア内に入る動きが少なかった」と話せば、キャプテンで最近FW起用となったDF3塚越悠介は「もっと大差で勝たなければならなかったです。FWとして結果を残しそうとしましたが、自分の得点でチームを勝たせられず、悔しいです」と反省しきりだった。

 またDF3塚越によると今季、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京 T1リーグではセットプレーからの失点が続いているとのこと。DF3塚越は「中盤や前線での簡単なミスから相手に流れを持っていかれることが多いです。李監督からは『もっとテクニックをつけよう』と言われますが、自分たちがさらにうまくならないといけない」と課題に目を向けた。

 「ギリギリの、ギリギリの勝利」と総括した李監督。次の2次トーナメントに進めたこと、それ以上でもそれ以下でもない、苦みのある80分となった。

(文・写真=佐藤亮太)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選