帝京 vs成立学園

 後半に入った2分、帝京は波状攻撃を仕掛け、立て続けにシュートを放ったがGK1山本ジョナを中心とした相手守備陣を前に崩せずにいた。それでも帝京はMF8住野空来を軸に前後左右にボールを散らしながら、ゴール前に迫り、相手のスキをうかがった。

 『時間はまだある。焦らなければ得点できる』これまで帝京イレブンが培った自信に成立学園が揺さぶりをかけた。後半15分、カウンターから再びMF10米津が抜け出し、決定機を作ったが、惜しくも枠外。

 攻めながらも決定打が出ず、カウンターを警戒する帝京。堅守速攻。目論見通りの戦いをしている成立学園。1-0のまま進んだ後半30分。成立学園、DF3宮城慧大のロングスローを味方が逸らしたボールが途中出場のFW9川﨑颯の足元に転がった。

 「後半、かなり押し込まれていたので、ベンチではもう1点取りにいきたいと話していました。そのなか監督が『先に動くぞ』と点を取るために投入してくれました」とFW9川﨑が左足一閃。采配ズバリの追加点となった。

 残り約10分。さらに圧を強める帝京に堅守で耐えきった成立学園が2-0で完封勝利をおさめ、ベスト4に駒を進めた。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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