大津 vs 熊本商

 迎えた後半、熊本商は「相手が流動的なので、受け渡しでもっとしゃべること」(時田監督)を意識。一方、大津の山城監督は「後半の頭も、受けに回ると相手が波に乗るので、最初の10分、15分でスコアを動かさないことを頭に入れて、相手の前へのパワーを折るランニングをする」ことを求めた。

 前に出る熊本商に対し、大津は効果的に背後を狙った配球で攻め込む。10分前後から立て続けに創出した得点機は、フィニッシュが枠を捉えきれなかったり、熊本商GK宮崎らに阻まれたりで生かせなかったが、60分の2枚替えを機に一転。

 62分、中央から坂口凌空のパスを本田麗月と、交代で送り出されたばかりの2人が絡んで4点目を奪うと、2分後の64分にも坂口からのパスを西本瑛司が決め5-0。リードを広げた大津はその後も攻め手を緩めず、交代出場した西川和樹が75分に6点目、最後は3連続アシストの坂口が渡部からのボールを受けて自ら決め、7-0で熊本商を圧倒した。

 敗れた熊本商の時田監督は、「前に出て行きたい気持ちが強くあり、下がらず高くいくことが裏目に出た」と話すが、恐れず挑んだ姿勢も含めて「年間を通してよく頑張ってくれた」と選手たちを労い、「残りのリーグ戦でプリンス昇格を目指したい」と、このゲームを次につなげる決意を口にした。

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▽第105回全国高校サッカー選手権熊本予選
第105回全国高校サッカー選手権熊本予選