
沼津市立 vs 御殿場西
先制ゴールの高村は「早い時間帯に先制点が欲しかった。サイドからのクロスにタイミングよく入れたのが良かった」と振り返った。3得点を挙げた酒井も「前半は決めきれなかった部分があった。ベスト16にはもっと高い基準が必要だと感じた」と、快勝にも慢心はなかった。9点目を決めたキャプテンの殿内は「3年生になってからヘディングでのゴールが取れていなかったので、選手権の舞台で決めたいと思っていた。やっと取れてうれしい」と喜びを語った。佐藤完樹監督は「初戦(2回戦)ということで固さも心配していたが、選手たちがしっかりやってくれた」とした一方、「クオリティの部分で落ちてしまったところもあった。チーム全体の底上げが必要」と冷静に振り返り、「セカンドボールの回収やチャンスを作らせない部分に課題が残った」と守備面の改善点も挙げた。
御殿場西は次戦、静岡日大を4-0で下した焼津中央と対戦する。佐藤監督は「まずベスト16を戦えるところまで行かなければいけない。目の前の試合に一つずつ勝てるよう準備したい」と気を引き締めた。キャプテンも「去年の選手権はベスト32で敗れ、今年のインターハイでもベスト16目前で敗退した。今年こそベスト16に進みたい」と力を込めた。3年生にとって負ければ引退となる大会だからこそ、一戦ごとに懸ける思いは強い。次戦に向け、御殿場西の挑戦は続く。
(文・写真=西山和広)
▽第105回全国高校サッカー選手権静岡予選
第105回全国高校サッカー選手権静岡予選

