
浜松南GK1徳増正大
浜松南はリーグ戦から失点の少なさを武器にしてきたチームだ。頼母木勇太監督は「リーグ戦でかなり失点数も少なく、キーパーとキャプテンのセンターバック中心にクリーンシートでやれていた」と守備の安定感を口にする。この日も沼津中央の攻勢を受ける時間が続いたが、慌てず耐えるスタイルを貫いた。キャプテンのDF4門奈和も「苦しい時間帯でも耐えてしっかり0-0でPKに持ち込めたのは自分たちの強みが出た部分」と胸を張る。GKの徳増は、インターハイ予選のPK戦で読みがすべて外れた苦い経験を持つ選手だ。この日も「1本も止めることはできなかった」というが、「相手が4本外してくれて勝つことができた」と振り返り、仲間の声援に応えられたことを喜んだ。頼母木監督も「PKまであるし、副キャプテンのキーパーがいいから」と、あえて0-0でも焦らないよう選手たちに伝えていたという。
浜松南の目標は選手権ベスト16。次戦の相手は強豪・浜名だ。キャプテンの門奈は「浜名に勝って監督に恩返ししたい」と意気込みを語れば、GKの徳増も「浜名のような格上を倒すためにこの高校に入学した」と勝利を誓った。
(文・写真=西山和広)
▽第105回全国高校サッカー選手権静岡予選
第105回全国高校サッカー選手権静岡予選

