清水西 vs 加藤学園

 選手権初戦となった加藤学園の選手たちには独特の緊張感もあったという。先制点を挙げた副枝は「雨の中きつい試合になると思っていたが、チーム全体でしっかり勝ち切れて良かった」と振り返る。自身の武器であるセットプレーからの得点については「チャンスがあれば決め切ろうと最初から思っていたので、しっかり決め切れて良かった」と手応えを口にした。2点目を決めた柿島も「選手権初戦ということで独特の緊張感があった中、複数得点で勝つことができて良かった」と話し、「サイドからの折り返しに自分のスペースがあったので、そこに入り込めば点が入ると思っていた」と得点シーンを振り返った。守備面については「球際のところをもっと強くいきたかったが、ゼロに抑えられたのは収穫」と語った。3点目を決めた成川は「雨で難しい試合だったが、自分の良さを出して最後に決めきれて良かった」とコメント。「得意な位置からのクロスだったので、落ち着いて決めることを意識した」と振り返り、後半は下から繋ぐ意識でチャンスを作れたと手応えを語った。

 一方、最上谷匠太監督は勝利を喜びつつも、内容には満足していない様子だった。「決勝トーナメントを目指すうえで、この2回戦、3回戦でもっと力の差を見せたかったのが本音」と話し、「球際のところが弱く、もっと隙のないチームになりたい」と課題を挙げた。次戦の相手は沼津工。「カテゴリー的にはこちらが上なので、負けられない試合」と指揮官は気を引き締めた。

(文・写真=西山和広)

▽第105回全国高校サッカー選手権静岡予選
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