旭丘vs 座間

 対する旭丘は64分、MF17伊藤心麻が相手GKのパスミスを拾ってシュート。74分にはエリア右から伊藤がGKの頭上を狙ったが、ボールはポストの外へ。これに対し座間も74、77分とエリア内で決定機を作ったが、旭丘の選手が体を投げ出して守った。78分のCKではDF3根陸斗が頭で合わせたものの、旭丘GK佐々木がパンチング。旭丘も最後までゴールを狙い続けたが、座間はゴールを許さずタイムアップの笛を聞いた。

 「今日はトーナメントなので、一戦必勝で」。座間の三木巧哉監督が試合前からチームに求めていたのは、リーグ戦とは別物として一試合ずつ戦うことだった。座間は今季、関東予選、インターハイ予選で結果を残せず、リーグ戦でも苦しい時間が続いた。それでも夏を越えて少しずつ勝てる試合が増え、チームには変化が生まれた。キャプテンの粟屋も「夏を越えて、合宿とかでいろんなチームと対戦していく中で、自分たちは成長していった」と振り返る。

 その成長が表れたのが、先制後の戦いだった。座間は追加点を奪えず、旭丘のGKにも何度もシュートを止められた。それでも焦らずに守り続けた。決勝点を決めた原も「相手の流れの時間はちゃんと耐えることができた」と話す。守備では相手のキーマンをチーム全体で共有し、最後まで対応した。

【次のページ】 2次予選1回戦 旭丘 vs 座間(3)

▽第105回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第105回全国高校サッカー選手権神奈川予選