このゴールで息を吹き返した渋谷幕張は、前線から積極的にプレスをかけ、最終ラインも押し上げてコンパクトな陣形を形成。ボールを保持されても、ミドルゾーンで対抗した。すると、またしてもロングスローの流れから、後半20分にFW立田が追加点を奪った。

 2失点を喫した中央学院は飲水タイムを機に冷静さを取り戻し、後半24分にペナルティエリア内の狭いスペースを切り崩してMF24森脇快(2年)がゴール。この得点で攻撃の勢いが復活し、再びアタッキングサードに入る回数を増やしていく。

 終盤に入ると中央学院は幅を使ったポゼッションで巧みに時計の針を進める。個々がボールを失わずに相手を引きつけ、複数人が絡む連係でも渋谷幕張のプレスをいなす。最後の最後まで敵を翻弄するテクニックは美しかった。

 自慢のテクニックを見せつけた中央学院が、渋谷幕張に5-2で勝利。2回戦進出を果たした。

(文・写真=志水麗鑑)

▽第105回全国高校サッカー選手権千葉予選
第105回全国高校サッカー選手権千葉予選