前線の“起点”となった大智学園FW23井上瑛翔

 55分には広尾学園がFW4宮崎大雅のボレーで追加点に迫る場面もあったが、ここを守り切ると流れは大智学園へ傾いた。

 64分、GK1橋本哲平のフィードをアーク付近で反転しながらDFを交わしボールを収めた井上が左足を振り抜くときれいな弧を描いたボールがゴール左へ吸い込まれ同点。続く66分には左CKのこぼれ球をキャプテンのDF4山口秀磨が押し込み逆転。大智学園はわずか2分間で試合をひっくり返した。

 広尾学園も最後まで粘り、73分のFK、79分のDF18松江万里の右足シュートなどでゴールに迫ったが、わずかに枠を外れた。結局、大智学園が1点差を守り切り、逆転で初戦を突破した。

 試合後、仁藤監督は「前半はつないでビルドアップしたが、ピッチが重くて前へ進めなかった。後半はパワーのある選手を入れ、前で起点を作る形に変えた」と語った。普段のスタイルを続けるだけではなく、状況に合わせて戦い方を変えたことが勝利につながった。

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▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選
第105回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選