攻玉社vs 都立光丘

 後半早々に試合を動かしたのは攻玉社だった。45分、キャプテン野村の右CKをファーで尾崎が頭で折り返すと、逆サイドで千野が頭で合わせて先制。さらに46分には、エリア左で相手の裏に抜け出した尾崎が、GKの頭上を越すループシュートを決めて2点目を追加した。

 都立光丘も反撃を見せる。48分にはMF14上平竣太のパスを受けたFW11馬場蓮人が個人技で右のポケットに侵入しシュートを放つも枠を捉えられない。それでも都立光丘はクーリングブレイク明けに円陣を組んで気持ちを立て直すと、69分には上平がゴール正面からミドルシュートを放つと70分、ついに馬場のゴールで1点を返し、反撃ののろしを上げた。

 一方、1点を返された直後、攻玉社はFW18原彬和を投入。76分にその原がゴールを決めてリードを再び2点に広げると、そのまま逃げ切って試合を締めくくった。

 試合後、攻玉社の稲垣彰彦監督はチームがインフルエンザの流行で思うように練習できない中、選手たちが力を尽くしてくれたことを口にした。前半は互いに得点を狙う気持ちが先行して落ち着きを欠いたと振り返りつつ、後半は修正が実り追加点につながったと話した。ただ、都立光丘に1点を返された場面については「相手の3年生の勢い」を受け止めきれなかったと悔しさをにじませ、次戦への修正点として挙げた。

 先制点の起点となったキャプテンの野村も「チームみんなで頑張って勝ち切れたので良かった」と振り返り、前半かみ合わなかった時間帯をハーフタイムで修正できたことを勝因に挙げた。一方、都立光丘に得点を許した場面については「気が緩んでいた」と話し、中盤のスペースを締める意識を次戦への課題とした。

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