相洋vs法政二

試合終了間際のMF石橋直也の決勝弾で相洋が法政二を下す

 昨年の12月25日に行われた神奈川県U-18サッカーリーグ・1部昇格戦と同じ顔合わせになった相洋vs法政二の準決勝。昨年は4対1で相洋が勝利し、法政二の応援席には「俺たちは12.25を忘れない」とリベンジを誓う横断幕が張られるなど因縁の対決となった。

 まずは4分、法政二はMF武田侑樹のFKからロングボールのこぼれ球をMF阿部稔がミドルシュートを放つも力なく、相洋のGK田代将太郎が難なくキャッチ。

一方、相洋は12分、右サイドのDFの裏側のスペースにロングボールが通ると、ボールを受けたFW野村佳太からFW市川航太にパス。市川はペナルティエリアに侵入するがトラップが大きくなり、今度は法政二のGK古屋吾郎が滑り込んでキャッチ。シュートを打たせない。

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